眼鏡のたたみ方ってあるの?

先日あるお客様から、

「眼鏡ってどっちのツルから畳むのが正解なの?」

と尋ねられました!

お客様のお持ちの眼鏡が、全て左から先に畳むと、綺麗に収納できるとの事で、見た目は左右同じように見えるのに何でだろう…?と気になったようです。

日本で生産されるほとんどの眼鏡は、左→右の順番で畳みやすよう作られています。

眼鏡のたたみ方ってあるの?

(写真上)左テンプルから先に畳んだ状態
(写真下)右テンプルから先に畳んだ状態

眼鏡のたたみ方ってあるの?
眼鏡のたたみ方ってあるの?

(写真上)左テンプルが先だと綺麗に畳める
(写真下)右テンプルが先だと左テンプルの浮きが大きい

眼鏡のたたみ方ってあるの?

一説によると、日本人は右利きが多いので、畳んである状態の時に、右のテンプルが上にきている方が、掛ける時に開きやすく掛け易いようにとの事です。

眼鏡フレームのフロントとテンプルを繋ぐ「蝶番」というパーツを、左右違うものを使用したり、取り付けの角度を調整したりして、畳みやすよう工夫されているのです。

当店でメインに取り扱うメガネフレーム「GROOVER」を手掛ける生産工場「GYARD」さんにも、実際そうしているのか聞いてみました。

GYARDさんでは、蝶番は左右同じ形状のものを使用しているそうです。

左→右の順番で畳みやすように作るのは同じで、特にGROOVERのフレームはテンプルが太いデザインが多いため、左右が同じ作りだと上手く畳めないそうです。

それでGYARDでは、フロントとテンプルの合口を切る時に、畳みを考慮して合口を合わせるそうです。
眼鏡のたたみ方ってあるの?
見た目にはわからない微妙な角度の調整がされている
眼鏡のたたみ方ってあるの?

なるほど!って…眼鏡屋さん以外の一般の方には分り難いのですが、眼鏡の畳み方1つにも、細かい職人さんの気遣いが詰まっているんですね~。

ただし、お客様のお顔に合わせて調整を施した際に、左→右が逆になったり、上手く畳めなくなる場合もありますし、海外ブランドのフレームは、どちらでも上手く畳めたりする場合があります。

眼鏡を外した際に、なるべくフレームに負荷が掛からないように畳み、無理のないようにケースに収納する事が、眼鏡を長持ちさせる秘訣なのです!

ご質問、ありがとうございました。

オードビー大阪 難波